通常訴訟(読み)つうじょうそしょう

損害保険用語集 「通常訴訟」の解説

通常訴訟

示談交渉で解決に至らない、一方当事者が無理な要求を強要している、事故との因果関係の判断が難しいなどの場合に、裁判所に訴え専門家の判断を仰ぎ事件を解決する方法のひとつをいいます。訴状答弁書提出により審理が開始され、口頭弁論が開かれます。証拠調べ証人尋問などで数回ないし10数回口頭弁論が行われ、判決となります。判決に至る前に裁判所より和解勧告がなされ、和解により終結することが大半ですが、判決と同じ効力を持ちます。

出典 自動車保険・医療保険のソニー損保損害保険用語集について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android