道後[温泉](読み)どうご

百科事典マイペディア 「道後[温泉]」の意味・わかりやすい解説

道後[温泉]【どうご】

愛媛県松山市にある温泉。弱アルカリ単純泉。40〜55℃。市街東部にあり,草津,有馬と並ぶ名湯。聖徳太子山部赤人の道後来浴など古代より知られ,中世には河野氏が温泉館をつくって管理した。江戸時代には松山藩により施設の充実がはかられた。温泉街は共同浴場を中心として発達ボーリングによる湧出量が増加し,旅館は内湯が完備付近に湯神社,宝厳寺,石手寺,道後公園がある。松山駅からバスが通じる。奥道後は新興の娯楽地。
→関連項目愛媛[県]松山[市]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android