茨城県南東部の市。人口6万6093(2010)。1995年鹿島町が大野村を編入して市制,鹿嶋市となる。東は鹿島灘,西は北浦に面する。市域の中央から北部は台地,西・南部は低地で水田地帯をなし,東部は砂丘となる。中心集落の宮中は常陸国一宮鹿島神宮の鳥居前町としておこったが,近年は鹿島臨海工業地域の開発によって都市化,住宅地化が進み周辺の商業中心となっている。鹿島港北部の高松地区には鉄鋼コンビナートが進出,鹿島臨海工業地域へと発展し,都市化,宅地化が進んだ。1960年代後半から70年代中ごろまでの間に,人口が倍増し,工業中心の産業構造に変化した。近年ではサッカーによる〈町おこし〉が知られ,鹿嶋アントラーズのホームグラウンドで,県営カシマサッカースタジアムがある。JR鹿島線,鹿島臨海鉄道線,国道51号,124号線が通じる。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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