デジタル大辞泉 「η中間子」の意味・読み・例文・類語 エータ‐ちゅうかんし【η中間子/エータ中間子】 核力を仲介する素粒子。中間子の一。電荷は中性、スピンは零。崩壊して光子、またはπ中間子になる。日本の坂田昌一が提唱した素粒子の複合模型「坂田模型」においてその存在が予言され、1961年に発見された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「η中間子」の意味・わかりやすい解説 η中間子エータちゅうかんしη-meson 中間子の一種。発見は 1961年。質量 547MeV/c2 ( c は光速度) ,スピン 0 ,パリティ 0,ストレンジネス 0の中性粒子で,平均寿命 5.6×10-19 秒。2個の光子,3個のπ中間子,または 2個のπ中間子と 1個の光子とに崩壊する。クォーク構造は uū,d,sの結合。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by