デジタル大辞泉
「アイビールック」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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アイビー・ルック
Ivy look
アイビー・リーグ・モデル,またトラディショナル・モデルともいう。アメリカ東部のアイビー・リーグの在校生や卒業生が着始めた背広のこと。1930年ころのユニバーシティ・モデルが変化したもので,55年にアメリカのデザイナー協会が流行スタイルとして発表したところから広まり,60年ころからは日本でも大流行した。上着の形は,うすいパッドを入れたナチュラル・ショルダー,ウェストにダーツを入れないずん胴型で,ズボンは膝から裾にかけ細めなのが特徴である。前はシングルの三つボタンで襟はノッチド・ラペル(菱襟),チョッキは六つボタンで五つ掛け,ズボンの裾は折り返す。ウーステッド,フラノ,ツイードなどの生地が使われ,紺,灰色などの無地が多いが,細かい縞なども好まれる。
執筆者:星野 醍醐郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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百科事典マイペディア
「アイビールック」の意味・わかりやすい解説
アイビー・ルック
米国東部の大学フットボール・リーグの名アイビー・リーグにちなみ,在校生や卒業生が着始めたスタイルを呼ぶ。上着はずん胴型で自然な肩,シングルで3つボタン,ズボンは細身で直線形,裾はダブルの折り返しで,ボタンダウンのシャツを合わせることが多い。ブルックス・ブラザーズ他のメーカーが供給し,1940年代中頃から1960年代まで流行した。日本でも,石津謙介が1951年に創業したVAN(ヴァン・ヂャケットの通称)でこのスタイルが紹介され,1960年代には10代後半から20代の若者の間で爆発的に流行し,その後のヤング・ファッションの先駆けとなった(VANは1978年倒産)。
→関連項目ローファー
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