デジタル大辞泉 「あえか」の意味・読み・例文・類語
あえか
1 か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。
「まだいと―なる程もうしろめたきに」〈源・藤裏葉〉
2 光や音など自然のものや、夢・希望などが、はかなげで美しいさま。「
「冬枯の木立―になまめかし
[類語]
( 1 )こぼれ落ちる意のアユから派生した語か。「源氏物語」とその影響を受けた平安後期物語の散文中では、結婚や出産に耐え切れない幼さ、性格的な頼りなさ子供っぽさ、身体の小柄なさま、病でやつれた細さなどを形容し、心身が成熟した女性の標準から欠けた状態にある不安定さを表わしている。
( 2 )明治三〇年代になって与謝野晶子などによって甦り、美文的な雅語として韻文などに用いられ、さらに現代では女性の描写よりは光や音、声などのかすかなことの形容として用いられている。
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...