共同通信ニュース用語解説 「アザデガン油田」の解説
アザデガン油田
イラン南西部のイラク国境近くに広がる大規模油田。推定埋蔵量は約260億バレル。2000年、日本企業に開発の優先交渉権を与えることで両国が合意したが、イラン核問題が深刻化、イランと対立する米国からの圧力で日本は10年に撤退。核合意に伴う対イラン制裁解除を受け、日本の国際石油開発帝石(INPEX)やフランスのトタル、英・オランダのロイヤル・ダッチ・シェル、中国国有の中国石油天然ガス集団(CNPC)、マレーシア国営ペトロナスが開発に向けた覚書を締結。新たに英BPやイタリアENIなども国際競争入札参加に前向きな考えを示した。(テヘラン共同)
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報