ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アペレス」の意味・わかりやすい解説 アペレスApellēs 前4世紀後半に活躍した古代ギリシア・ヘレニズムの画家。小アジアのコロフォンに生れ,コスで没したと推定される。エフェソスやシキュオンで学び,のちアレクサンドロス大王の宮廷画家となる。マケドニア王家の肖像や『海より上がるアフロディテ』など,多くの著名な作品を描いた。また絵画に関する書物も著わしたと伝えられている。作品は現存しない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報