アリー効果(読み)アリーコウカ

デジタル大辞泉 「アリー効果」の意味・読み・例文・類語

アリー‐こうか〔‐カウクワ〕【アリー効果】

alle effect》生物集団の個体密度が繁殖率や生存率に及ぼす現象の一つ。個体密度の増加に伴って生物集団中の個体の適応度が増加する現象をいう。名称は、提唱した米国の生態学者の名前に由来。個体数や個体密度が低下すると、交配相手が減少したり外敵襲撃から逃れにくくなるため繁殖・生存が困難になり、絶滅危機が増大するとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

法則の辞典 「アリー効果」の解説

アリー効果【Allee effect】

動物の生存における密集効果のうちプラスの効果のこと.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む