20世紀西洋人名事典 「アルフレッドアドラー」の解説
アルフレッド アドラー
Alfred Adler
1870.2.7 - 1937.5.28
オーストリアの精神病医。
ウィーン生まれ。
1895年〜1897年ウィーン総合病院に医師として勤務。精神異常について関心を持ち、精神分析運動の展開において中心的な役割を演じ、ウィーン精神分析学会の会長を務めた。1911年個人心理学協会創立。’27年米コロンビア大客員教授。’35年アメリカに永住を決め、ロングアイランド医科大学教授。フロイトのリビドー理論を批判し、力こそ行為の原動力であり、神経症の原因は劣等感であると説いた。著書に「個人心理学の理論と実際」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報