アレキサンダー・P.ダントレーブ(その他表記)Alexander Passerin D’Entrèves

20世紀西洋人名事典 の解説

アレキサンダー・P. ダントレーブ
Alexander Passerin D’Entrèves


1902 -
イタリアの法学者,政治学者。
元・トリノ大学教授,元・オックスフォード大学教授。
アオスタ渓谷生まれ。
トリノ大学で国際法教授、オックスフォード大学でイタリア学教授として務め、エール大学、ハーバード大学教鞭を取る。自然法思想の研究、マキャベッリやイタリアの思想・歴史・政治理論の研究者として著名である。民主主義国家の確立の可能について関心を持ち、著書に「政治思想に対する中世の貢献」(1939年)、「イタリア史の考察」(’47年)、「アキイナス政治論選集」(’48年)、「民主社会における服従抵抗」(’70年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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