アロファン酸(読み)アロファンサン

化学辞典 第2版 「アロファン酸」の解説

アロファン酸
アロファンサン
allophanic acid

C2H4N2O3(104.06).H2NCONH-COOH.遊離の酸は単離できないが,塩やエステルとして得られる.エステルは,尿素クロロギ酸エステルを作用させるか,シアン酸蒸気を無水アルコールに通じるか,ウレタンに塩化カルバモイル,ホスゲン塩化チオニルなどを作用させると得られる.メチルエステルは針状結晶.融点208 ℃(分解).エチルエステルは針状結晶.融点195 ℃.エタノール熱水に可溶.[CAS 625-78-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む