アロン湾(読み)アロンワン(その他表記)Vinh A Long

改訂新版 世界大百科事典 「アロン湾」の意味・わかりやすい解説

アロン湾 (アロンわん)
Vinh A Long

ベトナム北東部の湾。ハイフォンからホンゲイまで約100kmの海浜に臨み,湾の外側にはファイ・チ・ロン群島がある。群島は石灰岩より成る岩の多い無数の島々から成り,大部分は40~100mの高さをもつ。湾は中国国境をなす低山地が海岸に至って陥没したもので,奇岩怪石のその風景は古くからベトナムの名勝とされ,フランス植民地時代には休養地としても発達した。湾内は浅いが群島の外側は深く,大船が航行できる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アロン湾」の意味・わかりやすい解説

アロン湾
アロンわん

「ハロン湾」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む