アンクレット(その他表記)anklet

翻訳|anklet

デジタル大辞泉 「アンクレット」の意味・読み・例文・類語

アンクレット(anklet)

腕輪のように足首につける装飾品
トップの折り返しが三重になったくるぶしまでの短いソックス
くるぶしの所に留め革のある短靴
[類語](1腕輪ブレスレットミサンガ/(2靴下ソックスハイソックスストッキングパンティーストッキングタイツ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンクレット」の意味・わかりやすい解説

アンクレット
あんくれっと
anklet

くるぶしや足首の飾りとしてつける輪状の装身具。腕首につけるブレスレットと同じ飾り。かつて婦人や子供用の足首までの靴下をソックスレットあるいはアンクレットとよんだ。現代ではソックスと称されている。アンクレットの起源は古く、初めは足首に植物の茎や紐(ひも)、布などを巻き付けた原始的な装身法だった。古代エジプトでは紀元前2000年ごろまでに、紅玉、金、焼物などが足首の飾りとして用いられた。ただしほかの装身具と異なり、靴や衣服の発達によってしだいに消滅したが、その名残(なごり)が現在のハイソックスの靴下止めの飾りや、サンダルの膝(ひざ)下までの紐飾りなどになっている。

[市川久美子]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアンクレットの言及

【足輪】より

…足にぐるりと輪状につけられる装身具。アンクレットanklet。歴史的には古代エジプト王朝以前から装着されていた。…

※「アンクレット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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