現代外国人名録2016 「アンジェリーナジョリー」の解説
アンジェリーナ ジョリー
Angelina Jolie
- 職業・肩書
- 女優,映画製作者,人道活動家 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1975年6月4日
- 出生地
- カリフォルニア州ロサンゼルス
- 旧名・旧姓
- ジョリー・ボイト,アンジェリーナ〈Jolie Voight,Angelina〉
- 学歴
- リー・ストラスバーグ演劇学校,ニューヨーク大学
- 受賞
- アカデミー賞助演女優賞(第72回,1999年度)〔2000年〕「17歳のカルテ」,ゴールデン・グローブ賞助演女優賞(テレビ・ミニシリーズ助演女優賞,第55回・56回,1997年度・1998年度)「ジョージ・ウォレス アラバマの反逆者」「Gia」,全米映画批評家協会賞新人女優賞〔1998年〕「狂っちゃいないぜ!」,セルジオ・ビエイラ・デメロ国連記者協会賞(第1回)〔2003年〕,国連グローバル人権行動賞〔2005年〕
- 経歴
- 父は俳優のジョン・ボイト、母も元女優。名門の演劇学校で訓練を受ける。1998年テレビ「ジョージ・ウォレス アラバマの反逆者」で一躍脚光を浴び、同年ゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞。2000年「17歳のカルテ」(1999年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞。2001年「トゥームレイダー」でアクションヒロインとして国際的名声を得る。2008年クリント・イーストウッド監督「チェンジリング」で母親役を見事に演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。他の映画出演作に「狂っちゃいないぜ!」(1998年)、「マイ・ハート,マイ・ラブ」「ボーン・コレクター」(’99年)、「トゥームレイダー2」「すべては愛のために」(2003年)、「アレキサンダー」(2004年)、「Mr.&Mrs.スミス」(2005年)、「グッド・シェパード」(2006年)、「マイティ・ハート/愛と絆」(2007年)、「ウォンテッド」(2008年)、「ソルト」「ツーリスト」(2010年)、「マイフィセント」(2014年,製作総指揮も)などがある。2011年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下で引き裂かれた恋人たちを描いた「最愛の大地」で製作・監督・脚本を務める。2015年「アンブロークン」を監督。一方、1999年難民キャンプを舞台にした「すべては愛のために」(2003年公開)の脚本を読んだことから、難民問題に目覚め、2000年より難民支援活動を始める。2001年には国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使に就任。2007年米シンクタンク・外交問題評議会のメンバーとなる。2012年UNHCR特使に任命される。2014年英エリザベス女王からデイムを授与される。私生活では、1996年英国人俳優ジョニー・リー・ミラーと結婚、’99年離婚。2000年米国人俳優ビリー・ボブ・ソーントンと再婚、2003年離婚。2005年「Mr.&Mrs.スミス」で共演した俳優のブラッド・ピットとの間に女児をもうけ、2008年には男女の双子が誕生。他に3人の養子(紛争地の孤児)を育てており、セレブ・カップル、ブランジェリーナとして世界の注目を集める。2013年遺伝子検査で乳がんのリスクを高める変異が見つかり、両乳房の切除・再建手術を受ける。2014年8月ピットと正式に結婚。2015年卵巣と卵管の摘出手術を受ける。同年監督・脚本を務めた「By the Sea(原題)」でピットと10年ぶりに夫婦役で共演、共同でプロデュースも担当した。愛称アンジー。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報