現代外国人名録2016 「アンソニーギデンズ」の解説
アンソニー ギデンズ
Anthony Giddens
- 職業・肩書
- 社会学者 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)名誉教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1938年1月18日
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- ハル大学卒,ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス(LSE)修了
- 学位
- Ph.D.(ロンドン大学)〔1974年〕
- 受賞
- アストゥリアス皇太子賞(スペイン)〔2002年〕
- 経歴
- 1970年ケンブリッジ大学キングズカレッジのフェローとなり、’84年ケンブリッジ大学政治経済学部社会学講師、上級講師を経て、’86〜96年教授。’97年〜2003年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)学長。今日の社会学を主導する一人で、社会学の枠組みを“構造化の理論”を中心に構築。“ギデンズ現象”という言葉さえ生まれるほど積極的な著述活動を行う。この間、1997年に発足したブレア政権のブレーンとして、競争力と公共性を両立させる“第三の道”を提唱した。労働党選出の貴族議員でもある。邦訳の著書に「資本主義と近代社会理論」「ウェーバーの思想における政治と社会学」「先進社会の階級構造」「社会学の新しい方法規準」「社会理論の現代像」「社会理論の最前線」「社会学」「日本の新たな『第三の道』」「社会の構成」などがある。2004年男爵(一代貴族)に叙される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報