20世紀西洋人名事典 の解説
アーネスト・ウィリアム グッドパスチュア
Ernest William Goodpasture
1886.10.17 - 1960.9.20
米国の病理学者。
元・バンダビルト大学教授。
モントゴメリー生まれ。
1909年バンダビルト大学を卒業し、’12年ジョンズ・ホプキンズ大学医学部を卒業後、研究に携わる。ハーバード大学で教えた後、’24年よりバンダビルト大学病理学教授をつとめ、’55年に退職。’31年ニワトリの受精卵が鶏痘ウイルスの培養基になることを発見。以来黄熱病、インフルエンザ、チフスなどヒトや動物のウイルス病の制御に貢献し、ワクチンの大量生産を可能にした、予防ワクチンの権威。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報