アーバイダ(その他表記)Arvida

デジタル大辞泉 「アーバイダ」の意味・読み・例文・類語

アーバイダ(Arvida)

カナダケベック州南東部の都市サグネーの一地区。セントローレンス川の支流サグネー川沿いに位置する。サンジャン湖の豊富な水力により、世界最大級のアルミニウム生産量を誇った。名称はカナダアルミニウム会社創設者の名A=V=デービス頭文字に由来する。1926年に企業都市として建設。2002年にサグネーの一部となった。アルビダアービダ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 大原

改訂新版 世界大百科事典 「アーバイダ」の意味・わかりやすい解説

アーバイダ
Arvida

カナダ,ケベック州南部,サグネイ河畔の都市。人口1万8448(1971)。ケベックの北方177km。ボーキサイトを輸入し,豊富な水力でアルミニウムを生産し,〈アルミニウム市〉の異名をもつ。1926年アルカンAlminium Company of Canadaによって計画的につくられた都市で,市名は当時の社長の名Arthur Vining Davisに由来する。会社と住民協議により管理される都市として有名。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android