20世紀西洋人名事典 の解説
アーメッド アブダル・マリク
Ahmed Abdul-Malik
1927.1.30 -
米国のジャズ奏者。
ニューヨーク州ブルックリン生まれ。
スーダン人の血統を持ち、中近東、カリブ、アフリカなどエキゾチックな楽想をジャズに導入。チューバ、バイオリン、セロなども演奏し、パブリック・スクール、大学などでの公演も多い。プロとなってアート・ブレイキー、サムテイラー、セロニアス・モンクなどと共演。1960年南米、’61年アフリカを訪問。’65年ニューヨークの音楽大学で研究に従事。その後ニューヨーク大学、ブルックリンで民族音楽の講義もしている。代表作に「サウス・オブ・アフリカ」「ジャズ・サハラ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報