いしげ結城紬(読み)いしげゆうきつむぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「いしげ結城紬」の解説

いしげ結城紬[染織]
いしげゆうきつむぎ

関東地方、茨城県の地域ブランド。
常総市石下地区を中心とする鬼怒川沿いの地域で製作されている。その起源平安時代に遡るといわれるが、江戸時代後期に織機織糸改良が重ねられ、産業として発展をとげた。生糸玉糸・真綿糸による紬糸を用いて糸染めする。紬独特の素朴な風合いと、軽くて着くずれしない実用性に特徴がある。現在は、伝統を継承しつつ紬独得の味わいに新しい感覚を加えた高級絹織物が生産されている。茨城県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む