デジタル大辞泉 「イスパルタ」の意味・読み・例文・類語 イスパルタ(Isparta) トルコ南西部の都市。標高1035メートルの高原に位置し、バラと絨毯じゅうたんの産地として知られる。15世紀建造のウルモスク、16世紀に宮廷建築家ミマール=スィナンが建てたビルデブスパシャモスクのほか、東ローマ帝国時代の教会遺跡がある。ウスパルタ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イスパルタ」の意味・わかりやすい解説 イスパルタİsparta トルコ南西部の高原の町,同名県の県都。ビザンチン時代のバリスで,1203~04年セルジューク・トルコに占領され,のちトルクメンのハミド朝の領土となったが,1381年頃オスマン朝のスルタンに売渡された。 16世紀の巨匠シナンの作品フィルデブス・ベイのモスクがある。肥沃な平野に位置し,バラとばら油で有名。ここでつくられる絨毯もよく知られている。支線を経て,アナトリア鉄道幹線と連絡している。人口 11万 2117 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by