20世紀西洋人名事典 「インゲボルグバッハマン」の解説
インゲボルグ バッハマン
Ingeborg Bachmann
1926.6.25 - 1973.10.17
オーストリアの詩人,作家。
クラーゲンフルト生まれ。
グラーツ、インスブルク、ウィーンの各大学に学び、1950年ウィーン大学から博士号を取得した。’52年に「47年グループ」の会合で初めて詩を朗読した。’59年フランクフルト大学客員講師となる。’59年スイスの作家マックス・フリッシュと結婚したが、後に離婚した。第二詩集「大熊座への呼びかけ」(’56年)によって戦後ドイツ語文学の代表的存在となった。その他の作品に短編集「三十歳」(’61年)、「マリーナ」(’71年)等がある。’73年やけどが原因でローマで死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報