インターバルトレーニング(英語表記)interval training

デジタル大辞泉 の解説

インターバル‐トレーニング(interval training)

陸上競技で、中・長距離競走の代表的な練習法の一。一定間隔疾走とゆっくり走ることとを繰り返し、スピード持久力などを身につける。短距離走・水泳競技の練習方法としても応用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

インターバル‐トレーニング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] interval training ) スポーツで、全身の持久力を養う練習法。最大スピードの七〇~八〇パーセントのスピードで、ある距離を走り(または泳ぎ、滑り)、次にその距離を二倍くらいの時間でゆっくり走る(泳ぐ、滑る)ことを繰り返して、心肺機能を強くする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

インターバルトレーニング
interval training

スポーツのトレーニング方法。特に陸上競技水泳に用いられる。1952年ヘルシンキ・オリンピック競技大会で 5000m,1万m,マラソンの 3種目に優勝したエミール・ザトペック未分化ではあるが初めて用いた方法で,以後世界的に普及した。自己の記録や公認記録を距離(インターバルあるいは区間)で割ってその区間(急走区)を一定のスピードで走る練習をし,次に休息区間(緩走区)をおき第2,第3の急走区間を一定のスピードで走り,最後には競技で決められた距離を続けて走ることにより,記録を更新する方法。生理学的には心臓や肺の機能が向上し,持続トレーニングと比べ能率的な方法とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア の解説

インターバル・トレーニング

陸上競技や水泳の中〜長距離練習法の一種。一定距離(たとえば400m)の中に速く走る区間と比較的ゆっくり走る区間とを配し,それを何回も繰り返して練習することにより,耐久力とスピードを同時に養成する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

栄養・生化学辞典 の解説

インターバルトレーニング

 一定の時間的間隔をとってトレーニングすること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android