20世紀西洋人名事典 「ウィリアム・E.スミス」の解説
ウィリアム・E. スミス
William Eugene Smith
1918 - 1978
米国の報道写真家。
カンザス州生まれ。
1938年「ライフ」の専属となる。第二次大戦中は従軍し、戦後「マグナム・フォトス」のメンバーとなり、フォト・エッセイの形式で立体的、叙事的写真表現を確立。作品は「スペインの村」「ピッツバーグ」、現代社会の産業と人間の軋轢を鋭く告発する写真集「水俣」。ヒューマニズムに立脚した人間味あふれるドキュメント、ルポルタージュを残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報