ウーレ(その他表記)Max Uhle

改訂新版 世界大百科事典 「ウーレ」の意味・わかりやすい解説

ウーレ
Max Uhle
生没年:1856-1944

ドイツ生れの考古学者。考古学と民族学専攻ドレスデン博物館に勤務ののち,ペルーに渡る。パチャカマ遺跡の発掘で,アンデス先史文化の編年の基礎を確立。その後,ペルー中部から北部の海岸地帯の発掘をはじめ,ボリビアチリエクアドルにおいても精力的に調査を進めた。層位学と型式学にもとづく厳密な編年研究を導入し,アンデス考古学の土台を築いた功績は大きい。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーレ」の意味・わかりやすい解説

ウーレ
Uhle, Friedrich Max

[生]1856.3.25. ドレスデン
[没]1942. バークリー
ドイツ人でペルー考古学の先駆者。ドレスデン博物館でアンデス考古学者の A.スチューベルに師事し,ボリビアのティアワナコ遺跡の調査後は,ペルー,チリ,エクアドルの考古学研究に専念。特にペルー海岸地帯のパチャカマ,チャンチャンなどの大遺跡の発掘を手がけ,多大な業績を収めた。またリマ市やサンチアゴ市に博物館を建設し,膨大な資料を系統的に分類して,アンデス考古学の編年的枠組みをつくり上げた。主著に『パチャカマ』 (1903) がある。

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