デジタル大辞泉 「エステルゴム大聖堂」の意味・読み・例文・類語 エステルゴム‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【エステルゴム大聖堂】 《Esztergomi bazilika》ハンガリー北部の都市エステルゴムにある大聖堂。同国におけるカトリック教会の中心であり、国内最大の規模をもつ。初代ハンガリー王イシュトバーン1世により最初の建物が築かれ、オスマン帝国の攻撃により完全に破壊された。現在の聖堂は19世紀に建築家ヒルド=ヨージェフの設計により新古典主義様式で再建されたもの。宝物館を併設し、シュキの聖杯、マーチャーシュ王受難図など同国有数のコレクションを所蔵。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「エステルゴム大聖堂」の解説 エステルゴムだいせいどう【エステルゴム大聖堂】 ハンガリーのエステルゴムにある聖堂。ハンガリー建国の地、ドナウ川を望むエステルゴムの小高い丘に位置し、ハンガリーカトリックの総本山である。この町で生まれた初代国王イシュトヴァーン1世が1000年に築き、16世紀にオスマンの侵攻によって占領されて破壊されたが、1856年に再建した。現在もハンガリーカトリックの中心地である。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報