20世紀西洋人名事典 「エドワードカーペンター」の解説
エドワード カーペンター
Edward Carpenter
1844 - 1929
英国の詩人,著述家,社会改良家。
大学卒業後、イングランド教会牧師となるが還俗し成人教育運動に参加、インド哲学とホイットマンに影響を受け、詩集「民主主義へ向けて」(1883年)を発表、労働歌「イギリスよ起て」(1886年)、「文明」(1889年)で著名である。性を法と慣習の束縛から解放、人間愛として位置づけ、「成年の愛」(1896年)、「中間の性」(1908年)を発表し、性解放史に一点を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報