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えびの地震 えびのじしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

えびの地震
えびのじしん

1968年2月21日午前10時45分頃,宮崎県南西部,霧島山北西麓のえびの高原で発生した地震。震源は東経 130°43′,北緯 32°01′。震源の深さは 10kmより浅く,地震の規模はマグニチュードM)6.1。震源地に近い熊本県人吉市で震度 6の強いゆれが観測されたほか,九州全域が有感となった。この地震の 2時間前に M5.7の地震が発生し,また同 1968年3月25日までに M5.4~5.6の地震が 3回発生していることから,群発地震的な活動と考えられた(→群発地震)。本震での被害は,死者 3人,負傷者 42人,家屋の全半壊 1004棟。このほか 3月25日の地震でも負傷者 3人,家屋の全半壊 165棟などの被害が出た。この地域は火山灰地帯(シラス)のため山崩れ,崖崩れが多発した。

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デジタル大辞泉の解説

えびの‐じしん〔‐ヂシン〕【えびの地震】

昭和43年(1968)2月21日、鹿児島県薩摩地方を震源としたマグニチュード6.1の地震。最大震度6。大きな余震が続き、山崩れが多発した。

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世界大百科事典内のえびの地震の言及

【火山性地震】より

…有感地震であっても震源が浅いので,ごく震央に近い部分のみが人体に感じられる程度である。1968年のえびの地震は霧島火山の北端部にある加久藤カルデラ内で群発した火山性地震で,震源が浅く,またマグニチュードの大きい地震もかなりあったため,人家に相当な被害が出たが,一般に火山性地震では被害は少ない。火山性地震の発生の原因は次のように考えられる。…

※「えびの地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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