エルモシヨ(英語表記)Hermosillo

デジタル大辞泉 「エルモシヨ」の意味・読み・例文・類語

エルモシヨ(Hermosillo)

エルモシージョ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルモシヨ」の意味・わかりやすい解説

エルモシヨ
Hermosillo

メキシコ北西部,ソノラ州州都。西マドレ山脈北部西麓,カリフォルニア湾岸の海岸平野にあり,ソノラ川とサンミゲル川の合流点近くに位置する。標高約 240m。周辺に広がる灌漑農業地帯の商工業中心地で,果実小麦綿花トウモロコシ,豆類,家畜などを集散,加工する。大聖堂をはじめとする植民地時代の建物と近代的なビルが混在する美しい町で,冬の保養地として知られる。ソノラ大学 (1938) 所在地。近郊に銅山がある。アメリカ合衆国との国境の町ノガレスとメキシコ市を結ぶ幹線道路,鉄道が通る。人口 44万 9472 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エルモシヨ」の意味・わかりやすい解説

エルモシヨ
えるもしよ
Hermosillo

メキシコ北西部、ソノラ州の州都。メキシコ市の北西約2000キロメートル、カリフォルニア湾沿岸から東方約100キロメートルに位置する。人口54万5928(2000)。エルモシヨとはスペイン語で「小ざっぱりした」の意である。1742年以後スペイン人によって開発された農牧業の中心地で、東方のロドリゲスダムによって南東部に大農業地帯を形成している。西方約100キロメートルのキノは、キノ湾に臨む近代的保養地である。

[高木秀樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android