エルモシージョ(その他表記)Hermosillo

デジタル大辞泉 「エルモシージョ」の意味・読み・例文・類語

エルモシージョ(Hermosillo)

メキシコ北西部、ソノラ州都市。同州の州都。ソノラ川とサンミゲル川の合流点近くに位置する。18世紀にスペイン人により建設。1960年代に灌漑かんがい施設が整備され、近代的農業が発展近年自動車などの工業も盛ん。エルモシヨ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「エルモシージョ」の意味・わかりやすい解説

エルモシージョ
Hermosillo

メキシコ北西部,ソノーラ州の州都。人口59万4299(2003)。ソノーラ川とサン・ミゲル川の合流地に位置し,原住民の定住化策によって植民が進み,18世紀半ばに町が建設された。市東部のロドリゲス・ダム建設など,1960年代以降灌漑施設への資本投下の進展により,小麦綿花,米などの近代的農業地域中心として発展。マドレ山脈の銅鉱業の中心地でもある。116km西,プエルト・キノ周辺はセリ族の居住地域。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「エルモシージョ」の意味・わかりやすい解説

エルモシージョ

メキシコ北西部,ソノラ州の州都。米国国境の南250km,ソノラ川沿いに18世紀初めに建設された。1960年代に灌漑(かんがい)施設がつくられ,近代的農業地域の中心となり,近年,銅工業をはじめとする工業都市に発展した。71万5061人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android