日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオマルバノホロシ」の意味・わかりやすい解説 オオマルバノホロシおおまるばのほろし / 大丸葉保呂之[学] Solanum megacarpum Koidz. ナス科(APG分類:ナス科)のややつる状に伸びる多年草。葉は卵形で互生し、全縁。8~9月、節間の途中に花軸を伸ばし、紫の5弁花を下向きに開く。果実は楕円(だえん)形で赤く熟す。山地帯の湿った所に生え、中部以北の本州、北海道、南千島、樺太(からふと)(サハリン)に分布する。[高橋秀男 2021年6月21日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例