オケオ遺跡(読み)オケオいせき(その他表記)Oc-èo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オケオ遺跡」の意味・わかりやすい解説

オケオ遺跡
オケオいせき
Oc-èo

ベトナム南部にある遺跡。 1944年 L.マルレにより調査された。2~7世紀の扶南国文化を示す海港遺跡で,ブラーフミー文字を用い,仏教,ヒンドゥー教を信仰していたインド系植民者 (商人) の遺品が多い。ローマ金貨 (アントニヌス・ピウス帝) や中国漢代の鏡などの遺物があり,地中海から中国にいたる当時の貿易一端を示している。

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旺文社世界史事典 三訂版 「オケオ遺跡」の解説

オケオ遺跡
オケオいせき
Oc Eo

ヴェトナム南部にある,扶南の海港都市の遺跡
仏像・ヒンドゥー神像などインド的出土品が多いが,ローマのマルクスアウレリウス=アントニヌス帝金貨や漢の鏡なども出土し,盛んであった海外交易を物語る。

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