日本大百科全書(ニッポニカ) 「オレホボ・ズエボ」の意味・わかりやすい解説 オレホボ・ズエボおれほぼずえぼОрехово‐Зуево/Orehovo-Zuevo ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。モスクワの東89キロメートル、クリャジマ川の川岸にある。人口12万5500(1999)。ロシアの古い綿工業都市の一つで、19世紀末には3万人の労働者が働いていた。現在、綿・絹工業のほか、繊維工業用設備、泥炭採掘機、化学(プラスチック)工業が発展。19世紀中ごろ四つの村が合併してつくられ、1917年に現市名となった。教育大学、歴史・革命博物館がある。鉄道の分岐点。[中村泰三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例