オロモウツの聖三位一体柱(読み)オロモウツのせいさんみいったいちゅう

世界遺産詳解 の解説

オロモウツのせいさんみいったいちゅう【オロモウツの聖三位一体柱】

2000年に登録されたチェコの世界遺産(文化遺産)。聖三位一体柱は、首都プラハの東方、北モラヴィア地方の町オロモウツにある、バロック様式モニュメント(記念碑)である。オロモウツは「最後の宗教戦争」「最初の国際戦争」と呼ばれた三十年戦争(1618~1648年)でスウェーデンに占領されたが、その終結で町が解放されたことを記念して、聖三位一体柱の建設が開始され、ハプスブルク家絶頂期のマリア・テレジア治世の1754年に完成した。このモニュメントの高さは35mあり、その頂上には金箔を施した三位一体の像があり、その下は聖母の被昇天像や聖人像、レリーフなどで飾られ、最下層には礼拝堂がある。中欧のバロック芸術の傑作といわれている。◇英名はHoly Trinity Column in Olomouc

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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