現代外国人名録2016 の解説
オースン・スコット カード
Orson Scott Card
- 職業・肩書
- SF作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1951年
- 出生地
- ワシントン州リッチランド
- 受賞
- ジョン・W.キャンベル記念賞〔1978年〕,ヒューゴー賞長編部門〔1986年・1987年〕「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」,ネビュラ賞長編部門〔1986年・1987年〕「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」,SFクロニクル読者賞〔1986年〕「エンダーのゲーム」,ローカス賞「消えた少年たち」
- 経歴
- ワシントン州リッチランドで生まれる。その後、カリフォルニア州、アリゾナ州、ユタ州で過ごし、ブリガム・ヤング大学とユタ大学で学ぶ。ブリガム・ヤング大学出版局の編集、劇団興業、戯曲執筆などを経て、モルモン教宣教師となる。ブラジルで2年間を過ごした後に帰国。ソルトレークシティで日曜学校の教師を務める。学生時代にSFのアイデアを抱き、1975年になって小説にまとめ、’77年「アナログ」誌に短編「エンダーのゲーム」を発表してデビュー。期待の新人として翌’78年ジョン・W.キャンベル記念賞を受賞。中編「Mikal’s Songbird」と「Songhouse」がネビュラ、ヒューゴー両賞の候補となった後、長編「エンダーのゲーム」(’85年)、「死者の代弁者」(’86年)で2年連続してネビュラ、ヒューゴー両賞を受賞。SF以外にも、ノンフィクション、ファンタジー、歴史小説、普通小説と幅広く執筆。著書に〈エンダー〉〈ワーシング年代記〉〈アルヴィン・メイカー〉シリーズの他、「第七の封印」「反逆の星」「アビス」「辺境の人々」「消えた少年たち」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報