カバナトゥアン(英語表記)Cabanatuan

改訂新版 世界大百科事典 「カバナトゥアン」の意味・わかりやすい解説

カバナトゥアン
Cabanatuan

フィリピン,ルソン島最大の穀倉,中部ルソン平野中東部商業都市人口規模は22万2859(2000)と小さいが,ルソン島東岸部に通ずる数少ない道路がここから発すること,北部ルソンと国道5号線で結ばれていることから,ルソン島中央部から北部,東部にまたがる交通商業の一大センターとしての機能をもち,〈最大の小都市〉の異名をとる。1950年に特別市昇格,65年までヌエバ・エシハ州の州都であった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カバナトゥアン」の意味・わかりやすい解説

カバナトゥアン
Cabanatuan

フィリピン,ルソン島中央部,ヌエバエシハ州の市。旧州都。パンパンガ川左岸にのぞむ。穀倉地帯であるルソン中央平野東部の商業中心地で,米の一大集散地。マニラからルソン島北部の各地に向う道路の分岐点で,マニラと鉄道も通じている。人口 17万 3000 (1990推計) 。

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