デジタル大辞泉 「カメリア」の意味・読み・例文・類語 カメリア(〈ラテン〉Camellia) ツバキ科カメリア属(ツバキ属)の植物の総称。ツバキの木をヨーロッパに持ち帰った宣教師カメル(G.J.Camellus)にちなむ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「カメリア」の意味・読み・例文・類語 カメリア [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( [英語] camellia ) ツバキ属の属名で、一般には、ツバキ属植物の総称名として用いられるが、単にツバキのことをもさす。[ 2 ] タバコの銘柄の一つ。[初出の実例]「M訓導は、ポケットからカメリヤの袋を出しながら」(出典:嗚咽(1919)〈加藤武雄〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
色名がわかる辞典 「カメリア」の解説 カメリア【camellia】 色名の一つ。椿の花のようなピンクがかった赤のこと。椿はツバキ科ツバキ属植物の総称で、東洋から西洋にわたった。ピンク、赤、白など多様な色の花を咲かせる。色名はそのうちの一種だが、示す色はやや幅広い。19世紀なかごろからヨーロッパで広く知られるようになった。デュマ・フィス(小デュマ)の小説『椿姫(La Dame aux camélias)』はジョセッペ・ベルディ作曲のオペラとなり1853年に初演された。カメリアという色名は衣料品、皮革製品、日用雑貨など幅広い分野で用いられている。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報