カラザ

デジタル大辞泉 「カラザ」の意味・読み・例文・類語

カラザ(〈ラテン〉chalaza)

鳥類卵黄両端についているねじれたひも状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定位置に保つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カラザ」の意味・読み・例文・類語

カラザ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] chalaza ) 鳥類の卵黄の両側から出ている、白色不透明なひも状のもの。密な卵白からなり、卵黄を卵の中心に置く働きをする。
    1. [初出の実例]「是れは黄身を両方の皮へ繋いで釣って居る紐でカラザと云ふものです」(出典:食道楽‐春(1903)〈村井弦斎〉三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「カラザ」の解説

カラザ

 卵黄を支えて殻に結びつけているタンパク質

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android