カルナウバろう(その他表記)carnauba wax

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルナウバろう」の意味・わかりやすい解説

カルナウバろう
carnauba wax

ブラジル産のヤシ科植物の1種 Copernicia cerifera若葉葉柄を乾燥し,その表面に生じたろうをかき落して熱湯で処理し固めたもの。脂肪酸アルコールから成るエステル主成分融点が 80℃前後と高く硬質緑色または黄色を呈する。つや出し剤,塗料カーボン紙化粧品などに用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「カルナウバろう」の解説

カルナウバろう
カルナウバロウ
carnauba wax

カルナウバヤシの葉から得られる淡黄色~暗緑色無臭のろう.融点は非常に高く80~86 ℃.主成分はヘキサコサン酸テトラデシルで,テトラコサン酸,テトラデカン酸なども含まれている.光沢剤,防水剤,謄(とう)写印刷紙などに使用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「カルナウバろう」の解説

カルナウバろう

 植物由来のろうの一つで,ヤシ目ヤシ科のカルナウバ[Copernicia prunifera]の葉から分泌される.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む