改訂新版 世界大百科事典 「カルヒー」の意味・わかりやすい解説
カルヒー
al-Karkhī
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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バグダードで活躍したイスラム最大の数学者の一人。算数は古代ギリシアとヘレニズム時代の知識に基づき、代数はヘレニズム時代のディオファントスDiophantusによるところが大きかった。彼には独創的な色彩があるが、なかでも大きな特色は、インド数字(アラビア数字)を計画的に無視し、数字はいっさい使わずにすべて数詞で書いている。まるで、インド数字は卑俗なものとみなしていたようである。二次方程式の解法では、2根が正であってゼロでなければ、その2根を認めた。
[平田 寛]
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...