カルロ・エミリオガッダ(その他表記)Carlo Emilio Gadda

20世紀西洋人名事典 「カルロ・エミリオガッダ」の解説

カルロ・エミリオ ガッダ
Carlo Emilio Gadda


1893.11.14 - 1973.5.22
イタリアの小説家。
ミラノ生まれ。
電気工学技師として働く傍ら、1926年からフィレンツェ文芸雑誌ソラーリア」に作品を発表し始め、ネオレアリズモ主流文学界の中、既成言語を歪め、専門用語や、方言を駆使することで新しい小説言語を築くことを試み、「世界はバロックだ」という認識のもとに20世紀前衛文学の一翼を担った。「炎上の館」(’53年)ではヴィアレッジォ賞を受賞し、「メルラーナ街の惨劇」(’57年)、「悲しみの認識」(’63年)(フォルメントール賞受賞)などで国際的に注目を集めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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