カーメンスクシャフチンスキー(英語表記)Kamensk-Shakhtinsky

デジタル大辞泉 の解説

カーメンスク‐シャフチンスキー(Kamensk-Shakhtinskiy/Каменск-Шахтинский)

ロシア連邦南西部、ロストフ州工業都市。ドネツ川沿いに位置し、河港を有す。17世紀末、コサックにより建設ドネツ炭田東部の主要な採炭地の一つとして知られる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

カーメンスクシャフチンスキー
Kamensk-Shakhtinsky

ロシア南西部,ロストフ州の都市。州都ロストフナドヌー北北東約 130km,ドネツ川にのぞむ工業都市。 1817年に建設されたコサック村に始り,のちドンバス (ドネツ炭田) 東縁部の採炭中心地として発展。化学繊維コンビナートがあるほか,農業機械,鉱山用機械ガラス,食品などの工業が発達している。ロストフナドヌーとボロネジを結ぶ幹線鉄道,ハイウェー通り,河港がある。人口7万 3100 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

カーメンスク・シャフチンスキー
かーめんすくしゃふちんすきー
Каменск‐Шахтинский/Kamensk-Shahtinskiy

ロシア連邦南西部、ロストフ州の工業都市。北ドネツ川川岸にあり、河港をもつ。人口7万0600(1999)。ドンバス東縁の採炭中心地で、機械(鉱業用機械、農業機械)、繊維化繊)、ガラス、食品工業が主要な工業である。

[中村泰三]

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