20世紀西洋人名事典 「カーリンボイエ」の解説
カーリン ボイエ
Karin Boye
1900.10.26 - 1941.4.24
スウェーデンの詩人,作家。
学生時代から左翼運動に加わり、1922年処女詩集「雲」発表後、「かくされた土地」(’24年)、「炉」(’27年)等で詩人としての地位を確立した。初めは幼稚園教諭となるための教育を受けたが、大学に移り、’28年文学士となる。’31年友人と雑誌「スペクトルム」を発刊する。以後、小説「アスタルテ」(’31年)、自伝小説「危機」(’34年)、「カッロカイン」(’40年)を発表し、注目を浴びる。うつ病が高じて自殺。死後、詩集「7つの大罪」(’41年)が出版された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報