20世紀西洋人名事典 「カールシュミット」の解説
カール シュミット
Carl Schmitt
1888.7.11 - 1985.4.7
ドイツの公法学者,政治学者。
元・ケルン大学教授,元・ベルリン大学教授。
プレッテンベルク(ウェストファーレン)生まれ。
ベルリンやミュンヘン、ストラスブール大学で法律学を学び、学位を取得し、1921年グライフスワルト大学教授を経て、ボン大学教授やベルリン商科大学教授、ケルン大学教授などを歴任し、’33年ベルリン大学教授となる。第一次大戦前は公法学者として活躍し、戦後はワイマール体制下「強いドイツの復興のための理論活動を行う。又、第二次大戦後米国軍に勾留されるが、釈放後故郷で著作活動を続ける。著書に「法律と判決」(’12年)、「大地のノモス」(’50年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報