20世紀西洋人名事典 「カールシューンヘル」の解説
カール シューンヘル
Karl Schönher
1867 - 1943
オーストラリアの劇作家,作家。
アクサムス(チロール)生まれ。
初めウィーンで医師となるが、1905年以降創作活動に専念。作品は郷土の歴史や民俗に題材を求めつつ、社会的な問題を扱う戯曲が多く、代表作「信仰と故郷」(’10年)は、反宗教改革時代のチロールの新教徒農民の心の葛藤を描いている。作品はほかに「大地」(’07年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報