20世紀西洋人名事典 の解説
カール・セオドア ドライヤー
Carl Theodor Dreyer
1889.2.3 - 1968.3.20
デンマークの映画監督。
コペンハーゲン生まれ。
劇評家として活躍後、映画界に入る。1913年ノルディック・フィルム社に入社、’18年監督となる。監督第1作は「裁判長」(’19年)で、次作が「サタンの書より」(’19年)で、人間を厳しい目で捕らえた作品となった。「あるじ」(’25年)で彼の監督としての地位を高め、遺作「ゲアルート」(’64年)まで多くの映画を撮り続けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報