20世紀西洋人名事典 「ガブリエルシュヴァリエ」の解説
ガブリエル シュヴァリエ
Gabriel Shevallier
1895 - ?
フランスの小説家。
地方小説を書き両次大戦間で最も読者を笑わせた作家の一人である。「クロッシュメルル」(1934年)は田舎の生活を滑稽化して描いたものであるが、一種の記録小説である。「聖なる丘」(’37年)では子供時代の深刻で感動的な争いを描いた。戦後の作品に「孤独の道」(’46年)、「仮面舞踏会」(’48年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報