キャサリンパターソン(その他表記)Katherine Womeldorf Paterson

現代外国人名録2016 「キャサリンパターソン」の解説

キャサリン パターソン
Katherine Womeldorf Paterson

職業・肩書
児童文学作家

国籍
米国

生年月日
1932年10月31日

出生地
中国

受賞
ニューベリー賞〔1978年・1981年〕「テラビシアにかける橋」「海は知っていた」,全米図書賞(児童文学部門)〔1979年〕「ガラス家族」,フェニックス賞〔1994年〕「Of Nightingales that Weep」,国際アンデルセン賞作家賞〔1998年〕,アストリッド・リンドグレーン記念文学賞〔2006年〕,ローラ・インガルス・ワイルダー賞〔2013年〕

経歴
中国でキリスト教長老派の宣教師夫妻の子供として生まれ、1940年戦火を逃れて米国に帰国。のち自らも宣教師となり、’57年から4年間、布教のため神戸と徳島に滞在した。帰国後の’62年、同派の牧師と結婚して執筆活動に入る。「菊の紋章」で作家デビュー。日本を舞台にした作品も多く、日本の民話絵本の翻訳も手がけている。「テラビシアにかける橋」(’78年)、「海は知っていた」(’80年)でニューベリー賞を受賞。’85年に再び来日。’98年国際アンデルセン賞作家賞、2006年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。他の著書に「名人形師」(1976年)、「ガラスの家族」(’78年)、「父さんと歌いたい」(’85年)、「ワーキング・ガール リディの旅立ち」(’91年)、「星をまく人」(2002年)、「パンバラローザとジェイクの物語」(2006年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「キャサリンパターソン」の解説

キャサリン パターソン
Katharine Paterson


1932 -
米国の作家。
中国生まれ。
中国生まれの児童文学作家で、伝道者として4年間日本に滞在、帰国後日本の中世題材にした「名人形師」(1976年)を発表。その後ニューベリー賞受賞した「テラビシアにかける橋」(’78年)や「海は知っていた」(’80年)を著作。他に「ガラスの家族」(’78年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android