クレメンツカダリー(その他表記)Clements Kadalie

20世紀西洋人名事典 「クレメンツカダリー」の解説

クレメンツ カダリー
Clements Kadalie


1869 - 1951
南アフリカの黒人労働組合指導者。
ニアサランド(後のマラウイ)生まれ。
ケープタウンで出稼ぎ労働者として働いていたが、1919年に、ケープタウンの港湾労働者組織して商工組合(ICU)を結成した。その後、第一次大戦の不況下で、労働運動は急激に拡大して、ダーバンなどにも支部ができて、ピーク時には10万人の会員を持つ巨大な組織となる。しかし、’26年に本部をヨハネスバーグに移したためカラードの協力を失ったことや、組織内の共産党との対立、組合が反政治闘争を強めたことなどによって、’29年にICUは解体した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む