クロシデムシ(その他表記)Nicrophorus concolor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロシデムシ」の意味・わかりやすい解説

クロシデムシ
Nicrophorus concolor

鞘翅目シデムシ科。体長 25~35mmで,日本産シデムシ科中の最大種。全体黒色で光沢がある。触角球稈部の先端3節は黄褐色頭部は3縦溝があり,基部は明瞭に頸状にせばまる。前胸背は円形で中央部は顕著に隆起する。上翅には2本の弱い縦隆起がある。後肢脛節の外角は棘状に突出する。平地に多く,動物死体に集る。北海道本州四国,九州,朝鮮,中国,台湾に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「クロシデムシ」の解説

クロシデムシ
学名:Nicropholus concolor

種名 / クロシデムシ
解説 / 夜行性です。動物の死体に集まり、それを土の中にうめて産卵します。幼虫は死体のくさった肉を食べて育ちます。成虫で越冬します。
目名科名 / コウチュウ目|シデムシ科
体の大きさ / 25~40mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 4~10月

出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む